日本看護師協会が公開している情報を元に、実際に看護師求人サイトを利用して転職をした人がよかったと思っている点トップ10+1をご紹介したいと思います。
1目でわかるこの記事の内容!
1位:施設への見学・面接に同行してくれる
実に半数近くの利用者がメリットとして挙げたそうです。
民間の企業は公共の職業安定所よりも高いサービスを提供する必要があり、いまやどこの転職支援サイトでも面接への同行は当たり前の状況となっています。
また、面接は勿論施設への見学も転職希望者にとっては重要なことです。
各病院のホームページを見ると見学会などを開いていることもあるのですが、多くの方は働きながら転職活動をするため日程が合わないことがほとんどでしょう。
ただ、職場見学には積極的なサイトとそうでないサイトがありますので、この点を重視したい方は求職者の職場見学を後押ししてくれる転職サイトに登録するのが良いでしょう。
代表的な所ではリクルートが運営するナースフルが職場見学に積極的なサイトとして知られています。
2位:希望に合う施設を紹介してくれる
各転職サイトは独自の情報網を持っていることに加え、良い転職エージェントはヒアリングを重視し、各転職希望者のニーズに合った病院や診療所を紹介しようとします。
現在はインターネットなどを通じて悪い評判は伝わりやすいので、どのサイトも転職者と施設のマッチングを重要視しています。
この辺りは競走の必要のない公共の職業安定所にはない長所でしょう。
3位:知りたい情報が提供される
公共の職業安定所はただ求人を掲載するだけです。
実地調査など行う訳もなく、所謂ブラック病院などの求人情報も平然とのっていたりします。
ハローワークなどはそもそも医療機関に特化した機関ではないため、そもそも職員に知識があることの方が稀です。
求職者の知りたい情報の蓄積という面では民間の転職サイトの方が何十段も上手だと言えるでしょう。
4位:施設との交渉力が高い
この点もまた公共の機関との大きな違いです。
例えば転職したいけれども仕事が忙しくて病院側との面接日程が合わない時、民間の転職支援サイトなら間に立って求職者の希望通りの面接日程を設定してくれます。
彼ら彼女らは施設側との交渉のプロですので、この点に満足を覚える看護師が多いのはうなづけますね。
5位:相談員の対応がきめ細かい
初めにハローワークを利用した後民間のサービスを利用した人に多い項目です。
先述したように面接への同行はいまや当たり前で、前日に励ましのメールをくれたりおおよそ転職とは関係のない日常の悩みなどを聞いてくれるエージェントも存在しています。
この点は各転職サイト以上に各エージェントによって個人差のある部分ではありますが、総じて民間サービスが優れている面だと思ってよいでしょう。
6位:登録している求人施設数が多い
この点は実はハローワークや各都道府県のナースセンターの方が優れている点です。
転職支援サイトにはある程度の資力がある病院しか登録できないのに対しハローワークなどは採用コストが0で済むため小さな診療所などの募集が掲載されています。
もっとも、その点には注意が必要でその分従業員の使い捨てが激しい病院なども登録している為登録している施設が多ければ良いというものでもありません。
7位:確実に紹介される
この辺りまでは実に全体の3割の人がメリットとして挙げている項目です。
優秀な転職エージェントの活躍もあり、少しぐらい無茶な希望を言ったとしてもその希望にそう案件を紹介してもらえます。
場合によっては希望していた条件よりも良い条件で決まることもあります。
8位:成約まで早い
早ければいいというものでもないのですが、公共の機関や自身で転職活動をするのに比べて格段に成約までのスピードが速いというのは大きな長所だと言えるでしょう。
その秘訣はやはり先述したような転職エージェントの交渉能力の賜物でしょう。
個人で転職活動をした方ならお分かりだと思いますが、特に働きながらだと面接の日程調整などが大変です。
始めに面接した所で決まるとは限らず、また1から探さねばならない事態も想定できます。
そんな時でも転職サイトを利用していれば、転職エージェントが条件に見合った施設をあらかじめ複数用意してくれることが多い為迅速な転職活動が行えると言えます。
9位:入職した後も継続的に支援される
およそ2割の利用者が利用してよかった点として挙げています。
この部分に関しては熱心なサイトとそうでないサイトがあります。
最も熱心なのは「ナースではたらこ」というサイトです。
こういったサイトは転職者からの情報をしっかりと得ている為、自然と転職支援サービスの質も高くなる傾向にあります。
マッチングという点を重視する場合は真っ先に登録しておきたいサイトです。
10位:相談可能日が多い 11位:休日に相談可能である
両方ともほとんど同じ理由だと言えますね。
公共のサービスは当然土日や祝日などはお休みですが、実は休日を利用して転職活動をしたいと思っている人間の割合はかなり高いと言えます。
もっとも、この点は転職サイトによるサービスの違いがあり、先述したナースフルなどは土日休みです。
この点を重視する場合は24時間365日相談を受け付けている「看護のお仕事」を利用するのが良いでしょう。
このサイトは、転職支援金や地域専任エージェントを置くなど総合力ではトップと言ってよいサイトですので、転職を考える際には登録をして損のないサービスだと思います。