インターネットの発達により求人の探し方も多様化してきました。

今回は病院などの医療機関のホームページより直接求人に申し込む際のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

 

 

メリット・デメリット

まずはメリットからまいりましょう。

・比較的自分のペースで転職出来るかも知れない

転職サイトなどを利用する際に比べると完全に自分のペースで進められることにメリットを感じることが出来る方もいるかも知れません。

ただ、面接の日程などは医療施設側に合わせる必要がありますし、思ったほど自分のペースでは転職活動を行えないことが多いと思います。

 

次にデメリットを見てみましょう。

・時間がかかる

・網羅性が低い

・自力でやることが多い

・受けられるサービスがない

・日程調整などが大変である

・実際に勤務してみるとギャップが激しい場合が多い

 

個人的にはデメリットが非常に多く、お勧めできる転職手段とは言えませんね。

5つに大別される転職手段の中では最悪の転職手段と言ってもよいでしょう。

⇒5つの転職手段を徹底比較

転職サイトの利用はもちろん、ハローワークを利用しての求人活動などでは履歴書や職務経歴書の書き方、ナースセンターでは独自の研修などがあるのに対し、自力で求人を探す際にはそういったサポート体制は全くありませんし、医療機関側もあまり歓迎していない場合が多々あります。

また、病院見学会などに参加する際にも、そういったイベントは作られたものである場合が多く実際に入職してみたら全然雰囲気が違ったということはよくあります。

かといって個人で申し込みをしてもまず受け付けてもらえないので、良い転職をしたいのなら患者として実際に行ってみるなどの工夫が必要となります。

 

実際に病院のホームページから申し込んだ体験談

 

149869s私は、正職員でなく、パートとして、病院ホームページから二か所、直接申し込みました。結果として、失敗したなという思いが強くあります。なぜなら、就職面談をした時と、実際に働いてみてからの病院の雰囲気や勤務時間、仕事内容が全く異なっていたのです。  メリットは、直接看護部長と話ができて、どういう人がスタッフとして働いているのか垣間見えるところです。病院案内もしてもらえて、ホームページではわかりにくい、病院の中の雰囲気や、スタッフの雰囲気も分かります。また、ホームページを開設して求人を出しているくらいなので、入職してからのカリキュラムなどわかりやすく載せているため、看護部長と直接看護師の教育プログラムについて詳しい話ができました。

しかし、会うとなると、私の場合は、子供が二人いて、自分の聞きたいことも詳しく聞けないので、主人に仕事を休んでもらって、子供預けて面談に行きましたし、初対面の人に話すのが苦手な人は、金額の話や、勤務状況の話など、突っ込んだことまでは聞けないでしょう。求人情報には時給のことが載っていませんでしたし、実務経験、どこの診療科で働いていたのかなども加味されます。実際に、これから雇ってもらう人に良い印象を与えたいと思うのであれば、病院のデメリットはありませんかなど聞きたくても聞けません。私の場合は、本当は聞かなければならない事、つまり、勤務状況が過酷であることや、受け持ち患者の人数や、手術の件数、医療設備の事、一日の業務内容、産休に入っているスタッフがたくさんいることなど、聞けないままの入職になってしまいました。

また、実際に病院案内をしてもらえましたが、今考えると、良いとこしか見せてもらえませんでした。そこの病院は本当にスタッフが足りてなくて困っていたようです。スタッフに話を聞く余裕すらなかったのです。あとで考えてみると、それほど忙しく、かまっていられないほど大変な業務だったと入職してから気づきました。

結果、うわべだけで結局真実と違っていた事が多くあり、病院の評判や、医療設備の事、どのような人が入院しているか、そういった、あとから冷静に考えると、どこを見て、どこを理解して病院探しをしなければならなかったのかがよくわかりました。求人情報の重要性を理解していない、素人の私では、到底自分の満足のいく病院を見つけて働くことはできないんだなと、身をもって知ることができました。

結局、その病院で働きましたが、主人の転勤もあり、3か月程度で辞めてしまいました。そこの病院を選んだのは自分の責任ですし、雇ってもらったという気持ちが強く、業務の過酷さや、何のために働いているのか自問自答の毎日で、本当に地獄のような日々でした。正直、看護師として働くことが嫌になるような出来事もあり、今でもトラウマです。

今は子育てが忙しかったり、主人の出張が多く、家にいなければならないことが多いのでまだ働こうとは思いませんが、子育てがひと段落して、また働きたと思ったら、もう病院のホームページから入職希望の届けは出さないでしょう。第三者の目から見た病院の実際と、自分の希望、つまり、子供がいる事、定時に帰りたい事、夜勤は免除してほしい事、通勤時間も加味してもらう事などがきちんとマッチしているか見てもらう必要があったのでしょう。雇ってもらう側と雇う側に完全に上下関係があり、私は完全に弱者でした。対等な立場できちんと話し合っていくためには、誰かほかの人もいてもらっての交渉が必要であったと強く感じています。そうすれば、そんな病院に就職せず、もっと自分の希望に合った病院を見つけ出し、生き生きと仕事ができたでしょう。

 

関連記事

 

転職サイトを利用するメリットとデメリット

ハローワークを利用するメリットとデメリット

ナースセンターを利用するメリットとデメリット