48031e1d56b0518c85236a438654a68e_m

ゆったりとした流れの中で看護がしたい人必見!

 

看護師と言っても働く職場によって仕事内容も勤務形態も大きく違いますし、大学病院やクリニックでも違うでしょう。

今回は介護施設で看護師が働くメリットとデメリットについて、実際に介護施設で働いている看護師の方に記事を書いてもらいました。

 

 

139919s看護師の働く場所イコール病院と考える方が多いのではないでしょうか。

新人看護師として急性期の病院で勤務していたときには、同じように考えていた部分があり、病院以外での看護師の仕事っていったいどのような場所があるのかと思っていました。

現在は急性期病院から転職し、介護施設で働くようになり急性期病院で経験したことを活かしながら仕事ができ、プライベートでは家族との時間を作り過ごすことができています。

介護施設で働く中で、病院で勤務していたときとは大きく違う部分があり、メリットとデメリットもありますのでお伝えしたいと思います。

 

メリット

 

 一定した生活リズムの確保ができる

 

看護師が介護施設で働くメリットとしては、介護施設での看護師の勤務は施設によっては遅番や早番がある場合もありますが、多くは日勤帯の勤務のみが多いです。

夜勤は介護職員のみとなり、入居者様の容態の変化などがあった場合にはオンコールで状態を報告してもらい、どのように対応するのか指示を出す場合もあり、介護職員のみで主治医または往診医に連絡をとり指示を受けるといった体制がとられています。

病院で夜勤をしていたときには、生活リズムの乱れで慢性的な眠気と、肌荒れや生理周期の乱れなどが続いていましたが、介護施設で勤務し日勤帯のみで、毎日の生活リズムが整ったおかげでそういった体調の崩れは改善しました。体調の管理はとてもしやすくなります。

また、当時新婚だったため、サラリーマンの夫との生活時間を合わせたいと思っていたため、日勤帯のみの勤務はとても魅力的でした。

 子育て世代に理解がある

 

介護施設で働く看護師は急性期などの病院に比べて、年齢層が高いことが多いです。

子育てを終えている看護師や、介護スタッフなどが多いため子供の体調不良により急に休まなくてはならない場合にも理解があり、柔軟に対応してくれることが多いです。

この部分においては、急に休んで迷惑をかけて申し訳ないという気持ちを引きずることなく仕事ができ、精神的にもとても仕事がしやすい環境にあります。

休憩時間にはいろんな人生の先輩方から子育てに対するアドバイスをいただいたりしています。

 

定時に退勤できる

 

介護施設での看護師の業務は主に入居者の健康管理ですので、バイタル測定をしたり、経管栄養を行ったり、軟膏を塗布する、排便コントロールを行う、褥瘡予防や褥瘡の処置、服薬管理などがメインとなります。そのため業務としては病院とくらべて比較的余裕があり、定時に退勤することができるのが大きなメリットです。

病院での勤務では日勤なのに、21時や22時まで仕事をしていることが普通でした。

 

入居者が基本的には入れ替わらない

 

病院では、特に急性期病院においては毎日のように入退院患者さんがいて、入院患者さんがどんどん入れ替わっていくことが通常でした。2,3日程休暇で出勤していないと新しい患者さんの情報を把握することが大変でした。しかし、介護施設では入居者は基本的に入れ替わりません。そのため、1度全ての入居者の状態を把握すれば、数日空けての出勤でも、焦って情報収集をする必要はありません。

変わったことがあったかどうかを情報収集すればよいのです。

 

デメリット

 

医療的な処置が少なく、手技を忘れてしまう場合もある

 

介護施設は病院とは違い、治療を最優先する場所ではなく、入居者様の生活の場であるというところが大きな違いです。そのため点滴や注射を行うことは滅多にありません。注射や点滴、採血、導尿や尿道カテーテルの挿入など病院で日常的に行っていた医療行為を行うことがものすごく少ないです。

医師の往診時などに診察の介助に入ったときや、医師の指示があったときのみになります。

そのため、病院で勤務していたときには普通にできていたことが、長い間手技を実施していないと、手技の実施順番がわからなくなることがあります。

 

看護師のアセスメントが重要になるため把握事項が多く判断能力が必要

 

病院においては専門的な科にそれぞれの患者さんが入院していますが、介護施設においての入居者は非常に複合的な疾患をもっている方が多いです。それに、入居者はリストバンドやベッドにネームプレートがついているわけではありませんので入職したてのときには顔と名前を一致させることが重要になります。

また、医師は常駐しているわけではありませんので、それぞれの入居者の状態を把握しておき、状態変化がある場合には看護師のアセスメントが非常に重要になってきます。

医師に連絡をしたり、場合によっては救急搬送するかどうかの判断をすることもあります。院内にいる医師に連絡をしてすぐに診察してもらえる状態とは違うので、精神的な負担は感じる時があります。

 

 知識や技術の向上ができない

 

病院で勤務していると、何年か毎に配属の異動があり、それぞれの科によって勉強をし直したり、経験を積むことで看護師としてのスキルを向上させることができます。

しかし、介護施設では入居者の入れ替わりは比較的少ないため、新たなことを学ぶという機会は少ないです。そのため、自分のスキルをどんどん向上させていきたいと考えている看護師には向いていない面があると思います。

環境におけるスキル向上が行えない部分は、疾患や技術を自己学習していく必要があります。

 

 病院勤務よりも給料が少ない

 

病院勤務では、夜勤手当などが付き給料も高くなりますが、日勤帯のみの介護施設での勤務では手取りの給料が少なくなります。勤務する地域によっては給与相場が違うこともあり、オンコール手当などがつく場合には思ったよりも多くの給与が支払われることもあります。しかし、おおまかにすると病院で夜勤もしていたときよりは、給料が少なくなると考えたほうがよいかもしれません。

 

このように、看護師が介護施設で働くことのメリットとデメリットがあります。

現在の職場から転職しようと考えているときに、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

button_001