meeting-1019768_1920インフォームドコンセントとは

インフォームドコンセントとは、医療・看護用語の一つです。

医者が患者の理解を得るまで、しっかりと治療方法や病気の内容を説明して、患者の同意を得ることを指します。

これは患者が医師の提示した治療が自分にとって適切なのかどうかを判断するために重要な情報であり、病院側としては、患者の同意の上で治療を行う為のものではあるが、後々のトラブルを防ぐ意味でもかなり医療現場では重要視されている概念です。

例えば、これは経験がある方も多いかもしれませんが、緊急で事故にあった時や、急遽入院が必要になった時、あとから莫大な金額を請求されてその明細を見ても納得がいかなかった。

そんな経験をされたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

実際に病気にもよりますが、治療薬は効果なものであれば、数百万円するもがあり、簡単な検査だと思って受けた検査が数十万円に及ぶことも少なくはありません。

これは実際にあった体験談なのですが、肺炎の症状が治まった後にも咳が止まらなかった患者が、精密な検査を受ける為に、3日間検査入院すれば、それだけで数十万円という金額を提示されたケースがあります。

しかもその検査入院が月末から翌月にまたいで実施された為、高額療養費制度が適用されず泣く泣く支払に応じなければならなかったそうです。

このケースではインフォームドコンセントの実施により、検査内容や検査の目的は告げられていたわけですが、検査に係る費用の内訳や詳細までは説明されていませんでした。

だからインフォームドコンセントが守られていなかったわけではなかったのですが、完璧なものではなかのかもしれません。

しかしながらこのケースのように、病気や費用の内訳を事細かに説明されることを受け身的に求めるのは、忙しい医療現場を見ていれば現実的な話ではありません。

だから患者側はしっかりと疑問点をピックアップして口頭ないしは必要があれば書面で回答を求めることを意識する必要があります。

やはり患者が理解しているのか、理解していないのかは、患者のリアクションでしか医療従事者は判断することができません。

医者からすれば、以前説明した内容だから、もう大丈夫と思っていても、患者側ではその話がすっぽり抜けている、そういうケースだってあるのです。

セカンドオピニオンを活用するためにも、患者としては自分がこれから受ける検査、手術、治療内容を理解しておかなければなりません。

このようにインフォームドコンセントをしっかりと成り立たせる為には医者が説明責任を果たすことは当然ですが、患者側もわからないことや疑問点をしっかりと確認していく姿勢が必要となります。