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骨髄穿刺とは骨髄にマルク針を刺し、骨髄組織を採取することです。

主に白血病や骨髄腫、がん転移など、血液疾患の診断や病態の把握、治療効果判定のため行われます。

おもな穿刺部位としては後腸骨稜、胸骨などがあります。

穿刺は医師により行われるため、看護師はその解除を行います。

小児や神経質な人、不安の強い人に行う際には、まれに、あらかじめ点滴等で鎮痛剤や鎮静剤を投与して行うことがあります。

穿刺後当日は入浴は行えないため、事前に説明し、先に入浴を済ませておきます。

 

1目でわかるこの記事の内容!

必要物品

 

骨髄穿刺針、防水シーツ、穴あきドレープ、シリンジ、局所麻酔用の23G針、局所麻酔薬、消毒液、攝子、綿球、採取した組織を入れる専用容器(スピッツなど)、ガーゼ、弾性絆創膏、医師のサイズに合う清潔手袋、膿盆

 

手順

 

① 患者が不安や恐怖心を抱かないように、検査内容やその後の安静について、しっかり患者に説明し、承諾を得ます。

② 必要物品をベッドサイドに準備します。

③ 消毒等にてベッドが汚染しないようベッドに防水シーツを敷きます。

④ 医師の指示により体位をとり、穿刺部位を露出します。衣服をはだける必要があるため、羞恥心に配慮しながら最低限の肌の露出にします。体位は胸骨のときは仰臥位、後腸骨稜のときは腹臥位となります。

⑤ 胸骨を穿刺する場合は患者により、目隠しなどを行い、恐怖心を和らげます。

⑥ 医師により、穿刺部位を皮膚消毒します。医師は滅菌手袋をし、清潔になるため、看護師は清潔操作の介助を行います。

⑦ 医師が患者に滅菌ドレープをかけ、清潔エリアを確保します。

⑧ 医師により局所麻酔の介助を行います。医師は滅菌手袋をし、清潔になるため、看護師は清潔操作の介助を行います。 患者からは作業が見えないため、声掛けしながら行います。

⑨ 医師により骨髄穿刺を行います。針が骨髄に達したら穿刺針を抜き、シリンジで吸引します。この際、患者に痛みが強くなることを説明します。看護師は体を抑えたりさすったりするなどして、安心感を与えるようかかわります。

⑩ 吸引したものを専用の容器に入れます。

⑪ 医師により針を抜き、ガーゼで用手圧迫止血を行います。

⑫ 医師により創部を消毒できるよう介助します。

⑬ 創部をガーゼと弾性絆創膏で圧迫固定します。

⑭ 検査後30分から1時間ほど創部を圧迫して安静にするため、患者に説明します。

⑮ ベッド周囲を整えます。

⑯ 後片付けを行います。

⑰ 安静終了の時間になったら、創部の確認をします。出血が続いていれば再度安静にし医師に報告します。 出血が止まっていれば、創部を消毒し絆創膏に貼り替えます。